応急処置  I 心肺蘇生法

[参考] 小児・乳児に対する異物除去


1. 小児(1歳以上)に対する異物除去の方法は、成人に対する場合と同じである。
  (→成人の異物除去方法


2. 1歳未満の乳児について、異物による気道閉塞(へいそく)が疑われる場合の方法
(1) 反応がある場合
a.背部叩打法(はいぶこうだほう)で背中をたたく。
片腕の上に腹ばいにさせて、頭部が低くなるような姿勢にする。
あごを手にのせた後、突き出すようにする。
もう一方の手の付け根で背中の真ん中をたたく。
乳児・新生児の背部叩打法
ポイント
乳児に対しては、ハイムリック法(上腹部圧迫法)は、行ってはならない。


(2) 反応がない場合
直ちに助けを呼び、119番通報して、心肺蘇生法を開始する。もし、助けを呼んでもだれもいない場合(救助者が1人の場合)には、まず心肺蘇生法を2分間行った後に119番通報する。
気道を確保した状態で人工呼吸を行う。人工呼吸を行う際に、口の中に異物が見えるならば異物を取り除く(背部叩打法と胸骨圧迫心臓マッサージ、指拭法(ししょくほう))。
もし、口の中に異物が見えないならば、気道を確保した状態で、心肺蘇生法を継続する。

 
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